大畑城

大畑城おおはたじょう
静岡県裾野市大畑
Mapion

--二郭・西郭間堀切--
別名   
交通 JR御殿場線「裾野駅」から徒歩30分。
築城年代 戦国時代初期
築城者 葛山氏
形式 平山城
主な城主  
築城者・年代は不明だが、葛山城との類似点が多い事から、戦国時代、葛山氏により築城され、一族、又は重臣級の武士が在城していたと考えられる。「東駿地誌」では、今川氏に属し、後北条氏・武田氏に備えたものと推定している。
愛鷹山から南東に派生する尾根末端に位置する。山頂に主郭を置き、東西に腰曲輪状の二郭・三郭を設け、それぞれ尾根との間に堀切が築かれている。南麓は殿屋敷と呼ばれ、居館跡と考えられており、土塁が残されている。
麓に建つ熊野神社 殿屋敷 殿屋敷に残る土塁
東尾根郭 三郭堀切 三郭
三郭竪堀(虎口か) 三郭土塁 主郭
主郭土塁(塚) 主郭・二郭間虎口 二郭
二郭南虎口 南から城址遠望 東側を流れる黄瀬川

参考文献 「日本城郭全集 人物往来社」
              「静岡・愛知・岐阜の城郭 新人物往来社」
訪城回数 2
2007年4月
2023年12月