滋賀県高島市勝野
--城址碑--
| 別名 | 高島城 |
| 交通 | JR湖西線「近江高島駅」から徒歩5分。 |
| 築城年代 | 1578年(天正6) |
| 築城者 | 織田信澄 |
| 形式 | 平城 |
| 主な城主 | 京極高次 |
| 1573年(天正1)織田信長が浅井氏を滅ぼすと、勝野地方は磯野員昌に与えられたが、その後員昌は信長に背き、突如出奔した為、1578年(天正6)信長はその跡を弟信行の長男である信澄に継がせた。この時大溝城は築かれ、一説に明智光秀による縄張りといわれている。 1582年(天正10)6月2日、本能寺の変が起こると、信澄は明智光秀の娘を妻としていた為、嫌疑を掛けられた。その為信澄の蜂起を恐れた信長の3男信孝は丹羽長秀と謀り、5日四国遠征途上にあった信澄を大坂城二の丸千貫櫓に攻め、信澄は自害して果てた。 信澄没後、大溝城主は丹羽長秀・植田重安・加藤光泰・生駒親正・京極高次・織田三四郎・吉田修理と目まぐるしく変わる。 やがて大溝城は解体され、その用材は水口岡山城に転用されたといわれるが、城を中心に形成されていた城下町は、1619年(元和5)伊勢国上野から2万石で高島に入部した分部光信に引き継がれ、陣屋や武家屋敷が設けられた。 現在城址は市街地化されているが、近江高島駅東側に本丸・天守台が残されており、僅かに面影を留めている。 |
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| 三の丸跡碑 | 北から天守台遠望 | 天守台石段 |
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| 天守台上 | 天守台北側石垣 | 天守台南側石垣�� |
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| 天守台南側石垣�� | 東から天守台遠望 | 東側にある乙女が池 |
「京都・滋賀・福井の城郭 新人物往来社」
2014年1月
