大野城

大野城おおのじょう
千葉県市川市大野町3丁目
Mapion

--城址案内板--
別名 御門城
交通 JR武蔵野線「市川大野駅」から徒歩20分。
築城年代 鎌倉時代
築城者 大田氏か
形式 平山城
主な城主 大田氏・曽谷氏
938〜47年(天慶年間)平将門により築かれたと伝わるが、伝承に過ぎない。
鎌倉時代、大野郷は大田乗明の所領であったと考えられ、大野城には大田氏一族が居城したとも推定され、また曽谷氏との関係も考えられる。
戦国時代には小金城主高城氏の支配下に 置かれ、改修・整備されたと考えられる。
主要部とされる城山(字中郷・宿ノ台)は第五中学校敷地となり、案内板が設置されている。明確な遺構は確認出来ないが、体育館裏手には土塁の痕跡が残り、また付近には殿台・御門等の字名が 残されている。

参考文献 「東葛の中世城郭 崙書房出版」
           「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2014年12月