塞之神城

塞之神城さいのかみじょう
愛知県新城市作手清岳
Mapion

--二の丸西堀切--
別名 本城・砦城
交通 東名「豊川IC」から道の駅「つくで手作り村」まで車で60分。
文殊山城から尾根伝いに15分。
築城年代 1570〜1573年(元亀年間)
築城者 武田氏
形式 山城
主な城主 武田氏・奥平氏
塞之神城の来歴については不明な点が多く、1375〜81年(天授年間)上野国を根拠地とする奥平氏が作手に来住する以前、三河三大長者の一人、米福長者時代に既に存在していたとの説もいわれるが、1570〜1573年(元亀年間)甲斐武田氏により、奥平氏との和睦の際、合議により築城(改修)されたという説が有力である。東側麓にある古宮城とは「別城一郭」の相互関係にあったと考えられ、古宮城を俯瞰される事を防ぐ為、武田氏により手が加えられたと考えられる。
二の丸西堀切 二の丸 本丸下馬出し虎口、上が本丸
本丸 本丸西枡形虎口 本丸北腰曲輪

参考文献 「現地案内板」
                  「戦国武田の城 有峰書店新社」
                        「静岡・愛知・岐阜の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2007年1月