佐倉城

佐倉城さくらじょう
千葉県佐倉市城内町
Mapion

--椎木曲輪馬出空堀--
別名 鹿島城
交通 京成本線「京成佐倉駅」から徒歩20分。
築城年代 1617年(元和3)
築城者 土井利勝
形式 台城
主な城主 土井利勝
本佐倉城主千葉氏26代親胤の時、大規模な新城の必要性から一族の幹胤に命じ、この地に築城が開始されるが、その後暗殺され、一旦工事は中断された。そして1585年(天正13)千葉氏29代邦胤の時、築城が再開されるが、再び家臣に暗殺された為、果たせなかったとされ、未完のまま残されていた。
1610年(慶長15)土井利勝が小見川1万石からこの地に移ると、徳川家康は江戸の外郭にあたるこの地を重視し、利勝に再築を命じた。そして翌年1月より工事が始まり、1617年(元和3)に完成したとされる。
その後城主はめまぐるしく替わり、1746年(延享3)堀田正亮が入城すると、以後堀田氏が続き、明治を迎えた。
水堀 三の丸空堀 三の門跡
二の門跡 本丸空堀 本丸

参考文献 「現地案内板」
                      「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2007年1月