末次興善屋敷

末次興善屋敷すえつぐこうぜんやしき
福岡県福岡市博多区下呉服町
Mapion

--屋敷跡に建つビル入口の案内--
別名  
交通 福岡市地下鉄箱崎線「呉服町駅」から徒歩5分。
築城年代 江戸時代
築城者 末次氏
形式 屋敷
主な城主 末次氏
博多豪商末次興善屋敷跡。フロイスの「日本史」等に登場する博多のキリシタン商人「コスメ・コ―ゼン」は興善の事といわれる。
1571年(元亀2)頃、長男宗徳は博多に残るが、興善は次男政直と共に長崎に移住、「長崎本店」を創設し、また私財を投じて町を開発し、興善町の由来ともなる。部下である村山等安の助けを受け、貿易で巨利を得た。
1619年(元和5)政直が長崎代官に任命され、以後末次氏は4代代官職を務めた。また政直の屋敷は長崎代官屋敷として代々引き継がれた。
蔵本交差点北東に屋敷が在ったとされ、ビル入口に案内がある。

参考文献 「戦国人名事典 新人物往来社」
訪城回数 1
2019年11月