宿毛城

宿毛城すくもじょう
高知県宿毛市中央2丁目
Mapion

--南から城址遠望--
別名 松田城
交通 くろしお宿毛線「東宿毛駅」から徒歩20分。
築城年代       
築城者      
形式 平山城
主な城主 山内可氏
元々松田城と呼ばれ、松田兵庫の居城であったが、1575年(天正3)渡川合戦の際、一条氏の勢力下にあった宿毛城は長宗我部元親に攻められ落城、この時の城主は依岡伯耆守であった。これにより長宗我部氏勢力下に入ると一族の長宗我部右衛門大夫、更に野田甚左衛門が在城し、四国西南地域の拠点となる。
1601年(慶長6)長宗我部氏に代わって山内一豊が土佐へ入国すると、一豊の甥である山内可氏が6千石を与えられて入城した。1615年(元和1)一国一城令により廃城となるが、可氏は麓の土居(屋敷)で政務を執り、宿毛統治を続けた。その後明治まで山内氏が続くが、11代氏理は姓を「伊賀」と改め、東京に移住した。
現在城址には石鎚神社が建ち、西側下に石垣が残されている。
入口に立つ城址碑 城址に建つ石鎚神社 西下石垣
西下石垣 東側を流れる松田川 南麓、保育園前に立つ伊賀邸跡碑

参考文献 「現地案内板」
                        「香川・徳島・高知の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2012年10月