周参見城

周参見城すさみじょう
和歌山県西牟婁郡すさみ町周参見
Mapion
萬福寺地図

--南西から城址遠望--
別名         
交通 紀勢本線「周参見駅」から萬福寺まで徒歩5分。
築城年代 1401年(応永8)
築城者 藤原(周参見)氏
形式 山城
主な城主 藤原(周参見)氏
1401年(応永8)阿波国より藤原太夫が、淡路の由良安宅氏と共に上陸し、安宅氏は日置に、藤原氏は周参見の藤原に居住した。藤原氏は初め藤原城を築き、その後この地に移ると周参見氏を称した。この時周参見城が築かれたと考えられる。
1585年(天正13)羽柴秀吉による紀州征伐の際、周参見氏は降伏し、秀吉没後は石田三成に従うが、1600年(慶長5)関ヶ原合戦後、家康方に捕らわれ、京都で入牢し、1602年(慶長7)主馬太夫は獄死したという。
周参見駅のすぐ東側に見える萬福寺裏山が城址で、石垣や堀切が残るといい、萬福寺裏手から登山道があるが、入口が閉じられていた為、確認する事は出来なかった。又南西にある穂積島は周参見氏の出城があったともいわれている。
萬福寺 Mapion
穂積島

参考文献 「三重・奈良・和歌山の城郭 新人物往来社」   
訪城回数 1
2014年1月