太閤ヶ平

太閤ヶ平たいこうがなる
鳥取県鳥取市百谷
Mapion

--櫓台跡に立つ太閤ヶ平碑--
別名 本陣山
交通 鳥取城山上の丸から徒歩40分。
山上の丸の二の丸下からハイキングコースがあります。
また他にも複数ルートがあるようです。
築城年代 1581年(天正9)
築城者 羽柴秀吉
形式 陣城
主な城主 羽柴秀吉
1581年(天正9)羽柴秀吉が吉川経家が守る鳥取城を攻めた際、本陣として築いた陣城。鳥取城背後の東北の山頂に築かれており、2万余人による鳥取城包囲作戦を展開した。周囲のあらゆる尾根にも陣城を配置しており、本陣及び陣城群は一城を攻めるにはあまりにも大規模である事から、毛利氏との戦闘に備えた陣城、あるいは織田信長を迎え入れる為の本陣であったとも考えられている。
無線中継所や道路建設の為、一部破壊されているが、遺構は良く残されている。今回鳥取城山上の丸から太閤ヶ平までハイキングコースを歩いたが、途中にも陣城跡竪堀や土塁が確認出来る。
北空堀
北側は道が通り、一部破壊されている
馬場跡
無線中継所敷地となる
東虎口・土橋
東虎口 東空堀 主郭
主郭北土塁 大手虎口脇空堀 太閤ヶ平から見る鳥取城

参考文献 「現地案内板」
                        「鳥取・島根・山口の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2012年10月