多古陣屋

多古陣屋たこじんや
千葉県香取郡多古町多古
Mapion

--陣屋跡--
別名      
交通 各線「空港第2ビル駅」からバス「多古町役場前」下車。
築城年代 1590年(天正18)
築城者 保科正光
形式 陣屋
主な城主 久松松平氏
1590年(天正18)徳川家康の関東入封に伴い、保科正直・正光父子が下総国多古1万石を与えられて入部した事に始まる。1606年(慶長11)正光が信濃国高遠に移ると多古藩は一時廃藩となり、1608年(慶長13)越中国布市から土方雄久が入部するが、1622年(元和8)再び廃藩となった。
1635年(寛永12)駿河国から久松松平勝義が入部、1713年(正徳3)松平勝以は1万2千石の大名となり、多古藩が再び立藩された。以後明治に至るまで久松松平氏が続いた。
現在の多古第一小学校校庭が跡地。行政・居住の為の御殿、長屋、倉庫、稲荷社等の建物が置かれ、馬場も備わっていたというが、現在は稲荷社裏手に僅かに石垣が残るのみとなる。
東下に建つ稲荷社 石垣 陣屋跡

参考文献 「多古城郭保存活用会 HP」
         「房総の古城址めぐり 有峰書店」
             「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2021年11月