田中館

田中館たなかやかた
群馬県太田市新田上田中町
Mapion

--館址・長慶寺--
別名    
交通 東武伊勢崎線「世良田駅」から徒歩30分。
築城年代 鎌倉時代
築城者 田中義清
形式
主な城主 田中氏
新田氏初代義重の子里見義俊の5男、田中義清の館跡と伝えられる。
1205年(元久2)新田氏2代義兼は、新田荘12郷の地頭になっているが、その中に田中の地がある。その後義兼の後家である新田尼がこの田中・岩松・下今居の地を相続した。
1224年(貞応3)岩松郷は新田尼の孫にあたる岩松太郎時兼に譲られるが、田中郷の名は見えない為、里見系田中氏が継いだと考えられる。
一説に戦国・安土桃山時代の茶人千利休はこの里見系田中義清の末裔というが、詳細は不明である。

参考文献 「現地案内板」
                        「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2008年2月