天拝山城

天拝山城てんぱいざんじょう
福岡県筑紫野市武藏
Mapion
登山口地図
--本丸に建つ天拝神社(菅原神社)--
別名 武蔵ノ城・天判山城(てんぱんざんじょう)
交通 JR鹿児島本線「天拝山駅」から登山口まで徒歩15分。
地図の地点から飯盛城経由の天拝山登山口があります。
また北麓、天拝山歴史自然公園西側からも堂ノ山砦経由の
登山口があります。
築城年代      
築城者 筑紫氏か
形式 山城
主な城主 帆足氏
築城者・年代は不明だが、1573〜92年(天正年間)頃、肥前国勝尾城主筑紫広門家臣である帆足弾正が城番を務めていたが、1586年(天正14)島津氏に攻められ、落城したと伝わる。
標高257メートル、天拝 山(天判山)山頂に位置する。菅原道真を祀る天拝神社(菅原神社)が建つ本丸の東西に曲輪が設けられ、南・東尾根に堀切が確認出来る。非常に小規模な構造だが、山頂から北へ伸びる尾根先端に堂ノ山砦、北東へ伸びる尾根中腹に飯盛城が築かれており、それぞれの城が一体として機能していたと考えられる。
山頂南下平場 東尾根堀切 本丸東曲輪
本丸 本丸に建つ天拝神社裏手 本丸から北側の眺め

参考文献  「福岡県の城郭 銀山書房」
                  「福岡・熊本・鹿児島の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2019年12月