寺尾城

寺尾城てらおじょう
長野県長野市松代町東寺尾
Mapion
登山口地図

--主郭に立つ寺尾殿墓--
別名 車城
交通 長野電鉄屋代線「松代駅」から登山口まで徒歩15分。
築城年代   
築城者 寺尾氏
形式 山城
主な城主 寺尾重頼
寺尾氏は1440年(永享12)の記録に近辺の地侍保科・西条氏と共に見えるのが初見で、戦国時代には村上氏に従っていたが、清野氏と共に早くから武田氏に心を寄せていた。
1550年(天文19)9月、武田晴信(信玄)の戸石城攻めの際、村上義清が高梨政頼と和談し、共に城主寺尾重頼を攻めた為、真田幸隆が救援に赴いたが間に合わず落城している。
1582年(天正10)武田氏滅亡後は上杉景勝に従い、この地に在ったが、景勝の会津転封に伴い当地を去った為、寺尾城は廃城になったと思われる。
南から城址遠望 登山口に建つ愛宕社 石積み
石積み 堀切 主郭

参考文献  「長野・山梨の城郭 新人物往来社」
      「戦国武田の城 有峰書店新社 」
訪城回数 1
2008年10月