東氏館

東氏館とうしやかた
岐阜県郡上市大和町牧
Mapion

--東氏館庭園跡--
別名     
交通 長良川鉄道越美南線「徳永駅」から徒歩30分。
築城年代 鎌倉時代末期
築城者 東氏村
形式
主な城主 東常縁・東常慶
下総国の名門、千葉常胤の6男胤頼を祖とする東氏館跡。
1221年(承久3)承久の乱の戦功により、郡上郡山田荘を与えられた胤頼の孫胤行は阿千葉城を築くと、時常まで3代の居城となるが、4代氏村の時、この地に移り、居館を構えると、背後に詰城として篠脇城を築いた。以来常慶が東殿山城を築いて移るまで8代二百数十年間、東氏本拠となった。
現在居館跡は整備されており、土塁や堀等は特に見当たらないが、周辺には東氏に関連する史跡が点在する。
篠脇城址遠望 北側を流れる川 庭園跡
東を流れる水路 三日坂
朝倉氏来襲の際、多数の戦死者で
塞がれ、三日間通れなかった為、
三日坂と呼ばれたという
明建神社
東氏の氏神
馬場跡 妙見集落にある五輪塔
身分の高い人物のものと考えられる
千人塚
朝倉氏との戦いでの戦死者を
埋葬したものとされる

参考文献 「現地案内板」
                        「静岡・愛知・岐阜の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2014年4月