椿井城

椿井城つばいじょう
奈良県生駒郡平群町大字椿井
Mapion

--堀切--
別名
交通 近鉄生駒線「竜田川駅」から登山口まで徒歩15分。
南西麓、平群氏春日神社から登山道があります。
築城年代 戦国時代か
築城者 嶋氏か
形式 山城
主な城主 嶋氏
戦国時代、西宮城の詰城として嶋氏により築かれたと考えられるが、それ以前、椿井氏の居城であったともいわれ、不明な点が多い。また現在見られる遺構から嶋氏の独力で整備されたとは考えにくく、筒井氏あるいは松永久秀による改修の可能性も考えられている。
矢田丘陵南端近くの稜線上に位置する南北300メートルの城域を持つ連郭式山城。鞍部を挟み、大きく北郭群と南郭群とに二分され、北郭群が中心であったと考えられている。また鞍部から西麓、平等寺春日神社まで続く登山道が大手道と考えられ、境内に土塁や楼台として利用された宮山塚古墳がある。
2020年1月現在、北郭群は遺構保護の為、立ち入り禁止となっている。
南郭群尾根 堀切 郭跡
土塁 西側の眺め 堀切
郭跡 土塁 石垣跡
鞍部から北郭方面
立ち入り禁止となる
南西麓、春日神社 春日神社境内に残る土塁
宮山塚古墳 椿井井戸 西から城址遠望

参考文献 「三重・奈良・和歌山の城郭 新人物往来社」   
訪城回数 1
2020年1月