鶴見館

鶴見館つるみやかた
神奈川県横浜市鶴見区
Mapion

--別所に建つ熊野神社--
別名 安達義景別荘・鶴見別荘
交通 各線「鶴見駅」から徒歩25分。
築城年代 鎌倉時代初期
築城者 安達義景
形式
主な城主 安達義景
鶴見町字別所台(横浜市史稿)、又は鶴見町別荘台(神奈川県大観)といわれる地には、鎌倉幕府の有力御家人、安達義景館(別荘)があったと伝えられる。「吾妻鏡」1241年(仁治2)11月4日の条に、鎌倉幕府4代将軍藤原頼経が武蔵野開発の際、この館に来宿し、笠懸や犬追物を行った事が記されている。
また義景の父景盛の家来で、1205年(元久2)二俣川合戦の際、畠山重忠に従い討死したという鶴見平次の名が見え、この鶴見氏が在地武士だとすれば、前身の館があったと推定する事が出来、この頃から安達氏は鶴見の地と関係があったと考えられる。。
現在北寺尾に別所と呼ばれる地があるが、字別所台、別荘台の詳細な位置は明らかではなく、館址の位置は不明である。画像は別所に建つ熊野神社。

参考文献 「城と古戦場 HP」
              「日本城郭全集 人物往来社」
                   「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2008年5月