宇佐美城

宇佐美城うさみじょう
静岡県伊東市宇佐美
Mapion

--宇佐美祐茂塁址碑--
別名 留田の城山
交通 JR伊東線「宇佐美駅」から徒歩20分。
築城年代 平安時代末期
築城者 宇佐美祐茂
形式 山城
主な城主 宇佐美氏
平安時代末期、伊東祐継の3男宇佐美祐茂により築かれたとされる。祐茂は子平太実政と共に源頼朝の挙兵以来戦功を挙げ、25臣の一人に数えられた。その後も代々宇佐美氏が居城し、南北朝時代に一族が守護上杉憲顕に従って越後へ入国すると、琵琶島城を根拠地として越後宇佐美氏の祖となっている。
戦国時代には後北条氏の番城として利用されたと考えられる。
宇佐美比波預天神社から南東に張り出した城山と呼ばれる先端部に位置する。城址は私有地になっているようで、立ち入り禁止の看板があった為、遺構の確認はしていないが、南東麓に碑が立てられている。

参考文献 「静岡県の中世城館跡 静岡県教育委員会」
      「静岡・愛知・岐阜の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2015年9月