琵琶島城

琵琶島城びわじまじょう
新潟県柏崎市元城町
Mapion

--西側を流れる鵜川--
別名 宇佐美城
交通 JR信越本線「柏崎駅」から徒歩20分。
築城年代 南北朝時代
築城者 宇佐美氏
形式 平城
主な城主 宇佐美定満・前島修理亮
現在は河川改修が行われているが、往時は付近で鵜川が大きく蛇行を繰り返し、また支流との合流地点に位置し、周辺を深田に囲まれる要害の地にあったという。
南北朝時代、伊豆国田方郡宇佐美を拠点としていた豪族宇佐美氏は、守護上杉憲顕に従い入国し、琵琶島城を根拠地とした。
1564年(永禄7)7月5日、上杉謙信の軍師であった宇佐美定満が野尻池(野尻池の場所については諸説ある)で長尾政景と共に溺死したのを機に、宇佐美氏は没落したとされる。
1578年(天正6)御館の乱の際、琵琶島城主前島修理亮は上杉景虎に従った為、上杉景勝に攻められ落城した。
1598年(慶長3)景勝の会津転封に伴い、廃城になったと考えられる。
柏崎総合高校付近が城址で、北東に城址碑が立つ。
城址碑 土塁? 付近を流れる水路

参考文献 「現地案内板」
                        「新潟・富山・石川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2007年5月