若子城

若子城わかごじょう
静岡県浜松市天竜区佐久間町相月
Mapion

--北西から城址遠望--
別名 大洞若子城
交通 JR飯田線「城西駅」から徒歩20分。
築城年代 南北朝時代
築城者 奥山氏
形式 山城
主な城主 奥山定吉
高根城に拠る奥山氏一族の城で、南北朝時代の創建と考えられる。
戦国時代の頃、城主奥山定吉は兄弟の戦いに敗れ、兄である定茂に城を追われたという。
武田氏の南下に伴い、若子城も武田氏に属したとされるが、1575年(天正3)長篠合戦後、徳川氏の北遠侵攻の中で平定され、その後廃城になったと考えられる。
城址西下を流れる水窪川 東山裾を流れる大洞沢 堀切
二の丸・土塁 本丸に建つ社殿 南東下谷戸

参考文献 「現地案内板」
                        「静岡・愛知・岐阜の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2010年12月