八木古城

八木古城やぎこじょう
兵庫県養父市八鹿町八木
Mapion
案内板地図
--曲輪跡--
別名 土城
交通 JR山陰本線「八鹿駅」からバス「下八木」下車。
八木城(石城)本丸から20分。
築城年代 1063年(康平6)頃
築城者 閉伊頼国
形式 山城
主な城主 朝倉氏
1063年(康平6)頃、「前九年の役」の戦功により但馬国を与えられた源義家の重臣閉伊四郎頼国が、この地に築城した事に始まるとされる。
その後1194年(建久5)〜1200年(正治2)頃、城主閉伊十郎行光の時、朝倉城主朝倉高清に攻め滅ぼされた。高清は東の峰に新たに八木城を築くと、子である安高を城主とし、地名から八木氏を名乗らせたとされる。
その後の八木古城について詳細は不明だが、現在見られる遺構は戦国時代のもので、引き続き利用されたと考えられている。
八木石城本丸北西から尾根続き、約450メートル離れた標高409メートル「土城山」に位置する。南北に段曲輪が並び、麓を通る街道に面した西側は土塁が設けられ、城内が見えないようにしている。
八木石城から見る古城 曲輪跡 虎口
街道に面した西側土塁 曲輪・井戸跡 二の丸虎口
二の丸・正面が本丸 二の丸土塁 本丸

参考文献 「パンフレット」
                          「ひょうごの城 神戸新聞総合出版センター」
                     「大阪・兵庫の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2016年4月