山名館

山名館やまなやかた
群馬県高崎市山名町
Mapion

--光台寺--
別名       
交通 上信電鉄上信線「山名駅」から徒歩10分。
築城年代 平安時代末期
築城者 山名義範
形式
主な城主 山名氏
清和源氏、新田義重の子義範が父より山名郷を本貫地として与えられるとこの地に居を構え、山名氏を称したとされる。義範は源頼朝に従い、1184年(寿永3)一ノ谷合戦の戦功により、清和源氏受領6人の筆頭として伊豆守に任ぜられた。
山名氏は8代この地に居住したが、時氏の時、足利尊氏に従い、京都六波羅攻めの為、西国へ向かった。その後建武の親政、南北朝の動乱に於いて活躍し、5ヶ国の守護大名となる。そして時氏没後、但馬国此隅山城を本拠とし、全国66ヶ国の内、但馬・因幡・丹波・美作国等、一族で全国の6分の1に相当する11ヶ国を領した為、「六分一殿」といわれる程の勢力を誇った。
光台寺が館跡とされる。堀跡とも思われる水路が流れているが、遺構は残されていない。山門前に山名氏発祥地碑が立つ。
光台寺 山名氏発祥地碑 山門

参考文献 「群馬の古城 あかぎ出版」
                  「群馬県の中世城館跡 群馬県教育委員会」
                 「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2019年3月