簗瀬館

簗瀬館やなせたて
福島県白河市上ノ台
Mapion

--館址案内板--
別名 上ノ台館
交通 JR東北本線「白河駅」から徒歩15分。
築城年代 1336年(延元1)頃
築城者 結城親朝
形式
主な城主 結城親朝
1336年(延元1)頃、白河結城氏2代結城宗広(上野入道)の長男親朝は白川城(搦目城)からこの地に移り、簗瀬館を築いた。しかし平地で守るに適さないと考え、1340年(興国1)頃に小峰丘へ館を移したと伝えられ、別家小峰氏を興した。小峰氏は白河結城氏と共に栄えたが、やがて不和となり、その後小峰城が白河結城氏の本城となった。
「上ノ台」という地名は、親朝が父宗広(上野入道)と共に住した事から、「上野」を「上ノ」と訓して「上ノ台」になったとされる。
永蔵寺西側の駐車場に案内板が立てられている。

参考文献 「現地案内板」
                          「歴春ブックレット20 会津の城 歴史春秋社」
                        「山形・宮城・福島の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2011年5月