屋良座森城

屋良座森城やらざもりぐすく
沖縄県那覇市住吉町
Mapion

--三重城から遠望--
別名 南砲台
交通 ゆいレール「旭橋駅」から徒歩15分。
築城年代 16世紀後半
築城者 尚清王
形式 砲台
主な城主 尚氏
1554年第二尚氏4代目尚清王は、倭寇に備える為、那覇港入口南にこの屋良座森城を築き、続いて北側に三重城を築いた。その2年後、尚元王即位の年、実際に倭寇が来襲したが撃退したという。また1609年(慶長14)薩摩藩による琉球征伐の際、薩摩軍は那覇港から上陸しようとしたが、激しい砲撃を受けた為、予定を変更して今帰仁間切の運天港と読谷山間切から上陸して首里城へ向かっている。
現在は那覇軍港湾施設となり、遺構は消滅しているようである。

参考文献 「琉球王国の歴史 月間沖縄社」
          「北海道・沖縄の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2013年3月