善福寺城

善福寺城ぜんぷくじじょう
東京都杉並区上井草3丁目
Mapion
道灌橋碑地図

--道灌橋碑--
別名  
交通 西武新宿線「上井草駅」から徒歩10分。
築城年代   
築城者   
形式    
主な城主 太田道灌
1477年(文明9)江古田・沼袋で勝利した太田道灌は、豊島泰経が籠もる石神井城に迫った。
その前夜、石神井方面に向かう道と川を挟み、南北の丘前後2ヶ所に陣したといわれる。南の丘には道灌公園(今川4-27)、上井草3-14付近には道灌橋跡の碑、道灌橋公園があり、太田道灌の名が残されている。
善福寺城はこの他に、荻窪八幡から善福寺川を挟んだ高台(北条氏綱が川越城上杉朝興と争っていた際、石神井から北へ抜ける道を押さえる為、築いたものといわれる)や善福寺池の東台地(豊島氏配下の城で太田道灌が石神井城を攻めた際、この地を焼き払ったという)が比定されている。
善福寺城については諸説あるが、それぞれ別個の塁が所在していたとも考えられる。

参考文献 「日本城郭全集 人物往来社」
            「多摩の古城址 武蔵野郷土史刊行会」

訪城回数 1
2006年3月