天方城

天方城あまがたじょう
静岡県周智郡森町向天方
Mapion

--主郭東横堀--
別名 天方新城
交通 天竜浜名湖鉄道「遠州森駅」から徒歩60分以上。
築城年代 戦国時代か
築城者 天方山城守通興か
形式 山城
主な城主 山内山城守通季
太田川東岸、標高249メートルに位置する城址で、現在は城ヶ平公園として整備されている。
築城年代については諸説あり、明らかではない。既に1394〜1427年(応永年間)山内対馬守が居住していたとも、また戦国時代に天方山城守通興が築き、天方古城から移ったともいわれる。
また現在見られる遺構は、三河地方に多い横堀主体の防御体制をとっている事から、1574年(天正2)頃、徳川家康が武田方に従った犬居城主天野氏攻略 の為に築城、あるいは改修したとも考えられる。
公園化により改変されている箇所も多いが、主郭を囲む横堀が良く残されており、駐車場付近には僅かに外堀も確認出来る。
主郭東横堀 主郭 主郭に立つ城址碑
主郭西横堀 主郭北土橋 主郭北横堀

参考文献 「現地案内板」
                 「ふるさと古城の旅 海馬出版」
                        「静岡・愛知・岐阜の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2009年1月