千葉館

千葉館ちばやかた
千葉県千葉市中央区中央4丁目
Mapion

--都川・館址比定地付近--
別名    
交通 JR外房線「本千葉駅」から徒歩10分。
築城年代 平安時代か
築城者 千葉氏
形式
主な城主 千葉氏
南を都川が流れる低地、現在の千葉地方裁判所付近は、亥鼻台に城を構えていた千葉宗家平時の居館跡、又は千葉氏初期の館跡比定地とされている。遺構は何も残されていないが、明治初め頃まで周囲に土塁や堀があり、堀は水田として耕作されていたという。
また一帯は「御殿跡」と呼ばれ、後年徳川家康が鷹狩の際の宿泊所として御殿を設けていたとされ、富氏の屋敷を取り立て建造されたといわれる船橋御殿と同様に、千葉氏の館が御殿に取り立てられたと考えられている。

参考文献 「図説 房総の城郭 図書刊行会」
訪城回数 1
2008年5月