古渡城

古渡城ふるわたりじょう
愛知県名古屋市中区橘2丁目
Mapion

--城址碑--
別名     
交通 地下鉄名城線「東別院駅」から徒歩3分。
築城年代 1534年(天文3)
築城者 織田信秀
形式 平城
主な城主 織田信秀
1532年(天文1)勝幡城主織田信秀は駿河守護今川氏親の一族今川氏豊が守る那古野城を攻略し、新たな居城とするが、1534年(天文3)経済基盤となる熱田を掌握し、東方今川方に備える為、この古渡城を築いて再び移り、那古野城を子信長に譲った。以後信秀の居城として重要な拠点となった。1546年(天文15)信長はこの古渡城で元服したと伝えられる。
1548年(天文17)信秀は末森城を築いて移り、信長も1555年(弘治1)那古野城から清洲城に移った為、古渡城は廃城となった。
1690年(元禄3)尾張藩主徳川光友により古渡城址の寄進を受け、東本願寺別院が建立され、現在に至る。
往時は周囲に二重の堀が巡らされていたといわれるが、現在は境内隅に城址碑が立つのみとなる。

参考文献 「現地案内板」
                        「静岡・愛知・岐阜の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2017年4月