神奈川県平塚市上吉沢 --長屋門-- |
別名 | 布施三河守康貞屋敷 |
交通 | JR東海道本線「平塚駅」からバス「神戸」下車。 |
築城年代 | 室町時代末期 |
築城者 | 布施康貞 |
形式 | 館 |
主な城主 | 布施氏 |
1502年(文亀2)山城国からこの地に移り、早雲・氏綱・氏康の後北条氏3代に仕えた布施康貞館跡。 1571年(元亀2)康貞は没するが、次男康能(康則)は惣領として寺田縄、三男安種は武蔵麻生、四男次種(善三)は片岡にそれぞれ所領を分知して栄えた。 1590年(天正18)後北条氏滅亡後、惣領家布施正俊は北条氏直と共に高野山に向かい、その後徳川氏に仕えたという。またこの地に残った布施家は次種の裔といわれ、代々庄屋・名主を務めた。 現在も館跡には土塁や水堀が残されている。南丘上に建つ延命寺は詰城が築かれていたと考えられ、また早雲の岡崎城攻めに備えた構えという説もある。 |
長屋門 | 水堀 | 館跡北側 |
延命寺 | 延命寺南側 | 延命寺裏手に土盛りが 見られるが、遺構かは不明。 |