岡崎城

岡崎城おかざきじょう
神奈川県伊勢原市岡崎
Mapion

--中曲輪・南曲輪間堀切--
別名  
交通 小田急線「伊勢原駅」から徒歩30分。
築城年代 15世紀後半
築城者 三浦道寸(義同)か
形式 山城
主な城主 三浦道寸(義同)
岡崎城は前期(岡崎神社を中心とする範囲)と後期(無量寺を中心とする範囲)の2つの時期に渡り、場所を変えて築城、利用されたと考えられる。
この無量寺一帯に築かれた岡崎城は、1494年(明応3)三浦道寸(義同)が義父である三浦時高を滅ぼした後、子の義意を新井城に置き、自らはこの岡崎の城に手を加えて居城としたものとされる。
1512年(永正9)8月、相模平定を狙う伊勢宗瑞(北条早雲・伊勢新九郎盛時)の攻撃を受け、道寸は城を捨てて弟の道香を頼り、住吉城へ逃れ、更に新井城に敗走した。
その後岡崎城は後北条氏の持ち城となったと考えられるが、廃城時期等は明らかではない。
南から城址遠望 無量寺 無量寺裏手・北曲輪
北曲輪堀切 南側の切り通しは後年のものか? 無量寺曲輪北・外堀

参考文献 「現地案内板」
                      「千葉・神奈川の城郭 新人物往来社」
訪城回数 2
2006年7月
2008年2月