府中館

府中館ふちゅうやかた
福井県越前市府中1丁目
Mapion

--越前市役所前に立つ城址碑--
別名 府中城・越府城
交通 JR北陸本線「武生駅」から徒歩3分。
築城年代 1601年(慶長6)
築城者 本多富正
形式 館・平城
主な城主 本多氏
府中館の起源は、1469〜86年(文明年間)越前国守護朝倉氏が設けた府中奉行所に始まるといわれ、1573〜92年(天正年間)前田利家が修築・拡張したとされる。
その後丹羽・木村・堀氏らが在館するが、1601年(慶長6)結城秀康が福井城に入城すると、その家臣本多富正が居館と定めた。以後本多氏が明治維新まで歴代続いた。
現在は市街地に埋もれ、越前市役所玄関前に城址碑が立つのみとなっている。また京町2丁目の正覚寺(新善光寺城址)に表門が移築されている。
本多富正顕彰碑 Mapion
正覚寺に移築されている表門

参考文献 「現地案内板」
                        「京都・滋賀・福井の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2013年8月