福岡県田川郡添田町添田
登山口地図
--登山道から城址遠望--
| 別名 | |
| 交通 | JR日田彦山線「添田駅」から登山口まで徒歩15分。 地図の地点、添田神社裏手から登山道があります。 |
| 築城年代 | 1158年(保元3) |
| 築城者 | 大庭平三景親 |
| 形式 | 山城 |
| 主な城主 | 熊井越中守 |
| 1158年(保元3)大宰大弐となった平清盛が大庭平三景親に築かせた事に始まるという。 その後岩石城を巡り、大内・大友両氏の間で争奪が行われ、城主も目まぐるしく代わり、1573年(天正1)からは古処山城主秋月種実の部将熊井越中守らが守った。 1587年(天正15)秀吉による九州征伐の際、岩石城は「見せしめの場」として豊臣軍本隊に最初に攻められ、僅か1日で落城、益富城に居た種実は城を破却して古処山城に退いた。 1600年(慶長5)関ヶ原合戦後、丹後国田辺城から細川忠興が中津城に移り、岩石城は支城に取り立てられるが、1615年(元和1)一国一城令により廃城となった。 豊前・豊後・筑前国境に近い標高454メートルの岩石山に築かれている。添田神社裏手から登山道があり、出丸である白山神社奥ノ院まで続いている。山頂の展望台が建つ天守台とされる平場を中心とし、支尾根に多くの曲輪が設けられ、堀切や一部石積みも残されている。非常に大規模な山城だが、現在見られる遺構は細川期の改修により、戦国期に肥大化した城域が整理・再編されたものとされ、かなり縮小されたものと考えられている。 |
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| 白山神社奥ノ院 | 二重堀切 | 柱穴 |
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| 本丸虎口 | 本丸 | 天守台跡に建つ展望台 |
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| 天守台跡東堀切 | 馬場跡 | 国見岩 |
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| 国見岩からの眺め | 馬場跡下堀切�� | 馬場跡下堀切�� |
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| 本丸東下曲輪 | 井戸跡 | 堀切 |
「福岡・熊本・鹿児島の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2015年3月
