古処山城

古処山城こしょざんじょう
福岡県朝倉市秋月野鳥
Mapion

--古処山山頂--
別名 古所山城
交通 西鉄甘木線「甘木駅」又は甘木鉄道「甘木駅」からバス
「古処山入口」下車。
築城年代 1203年(建仁3)
築城者 秋月種雄
形式 山城
主な城主 秋月種実
1203年(建仁3)藤原純友の乱で活躍した大蔵春実を祖とする秋月種雄により築かれ、以来秋月の地は約400年秋月氏本拠として栄えた。
1587年(天正15)豊臣秀吉による九州征伐後、秋月氏は日向国高鍋へ3万石で移封となる。
1600年(慶長5)関ヶ原合戦後豊前国中津城主黒田長政は筑前52万石を与えられ、福岡城を築いた。そして1623年(元和9)長政の3男長興は兄である福岡藩2代忠之より5万石を分地されると、秋月城を築いた。その際古処山城の資材が多く使われたという。
積雪の為、遺構は確認出来なかったが、竪堀や堀切が良く残されているようである。
登山道途中にある水舟
1日千人の兵を養っていたといわれる
湧き水
西から古処山方面 秋月城に移築されている搦手門

参考文献  「現地案内板」
                          「福岡・熊本・鹿児島の城郭 新人物往来社」 
訪城回数 1
2013年1月