羽場城

羽場城はばじょう
長野県上伊那郡辰野町伊那富
Mapion

--本丸東空堀--
別名     
交通 JR飯田線「羽場駅」から徒歩10分。
築城年代 1532〜54年(天文年間)
築城者 小笠原重次郎
形式 平山城(平城)
主な城主 柴河内守
1532〜54年(天文年間)松尾城主小笠原貞宗の4男重次郎により築かれたとされる。
武田氏が伊那谷に侵攻した際、小笠原長時は旗本草間肥前守時信に羽場城を守らせた。その後1555〜58年(弘治年間)羽場城は再び侵攻してきた武田氏に制圧され、柴河内守が入城した。
1582年(天正10)織田信長による甲州征伐の際、落城した。その後1636年(寛永13)高遠城主保科正之が出羽山形城へ移ると、柴氏もそれに従い、羽場城は廃城となった。
手長神社が建つ本丸東と南側に空堀が良く残る。また本丸南方には一部破壊されているが、外土塁が残されている。
本丸に建つ手長神社 本丸南空堀 東曲輪

参考文献 「信濃の山城と館 戎光祥出版」
          「長野・山梨の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2008年11月