林谷山砦

林谷山砦はやしだにやまとりで
滋賀県長浜市余呉町小谷
Mapion

--林谷山砦址--
別名      
交通 JR北陸本線「木ノ本駅」からバス「今市」下車。
バス停から西へ川を渡り、毛受氏墓所を目指し、墓所裏から
行市山登山道を登り、コース途中に案内があります。
築城年代 1583年(天正11)
築城者 徳山秀現
形式 山城
主な城主 毛受勝照
1583年(天正11)賤ヶ岳合戦の際、北方玄蕃尾城に本陣を置いた柴田勝家の築いた陣城の一つで、徳山秀現が布陣する。
合戦半ば、秀現は洞寿院を経て高野山に逃れるが、その後羽柴秀吉に許されている。
柴田方が総崩れになった際、狐塚に布陣する勝家本隊にいた毛受勝照は勝家の馬標を受け取ると、身代わりとして僅か200の手兵と共に林谷山砦に籠もり、奮戦するが、全員討死した。
麓に立つ毛受氏墓所から行市山登山道を登り、尾根に出ると林谷山砦案内板が立つ。そこから5分程下ると砦跡で土塁や空堀が残されている。
土塁 空堀 麓に立つ毛受兄弟墓所

参考文献 「歴史群像シリーズ 学研」
           「近江城郭探訪 サンライズ出版」
訪城回数 1
2014年4月