玄蕃尾城

玄蕃尾城げんばおじょう
滋賀県長浜市余呉町柳ケ瀬
(福井県敦賀市刀根)
Mapion

--本丸虎口・土橋--
別名 内中尾山城
交通 JR北陸本線「木ノ本駅」からバス「柳ヶ瀬」下車。
バス停から300m程北へ進み、左へ川を渡り、更に北へ進むと
登山口があります。また敦賀市刀根側からも林道があります。
築城年代 1582年(天正10)か
築城者 柴田勝家
形式 山城
主な城主 柴田勝家
北国街道を見下ろし、久々坂峠(刀根越え)を押さえた要衝である内中尾に位置する。築城年代は諸説あるが、1582年(天正10)6月、本能寺の変後の清洲会議の結果、北ノ庄城を本拠とする柴田勝家は近江北部も所領とし、甥である柴田勝豊が城主を務める長浜城との中継拠点として築いたとも考えられ、また1578年(天正6)頃、勝家が北国街道を整備した時、越前衆を動員して築いたとも考えられる。
1583年(天正11)賤ヶ岳合戦の際、勝家の本陣が置かれるが、その後玄蕃尾城での戦いの記録は無く、極めて限定された期間に利用されたものとして貴重な遺構であり、国指定史跡となっている。
大手虎口曲輪南堀切 大手虎口 大手虎口曲輪
本丸南虎口曲輪(出撃拠点)虎口 本丸南虎口曲輪(出撃拠点) 本丸南空堀
内側から見る本丸土橋・馬出 本丸 本丸北東隅天守台
本丸東虎口・土橋 本丸南腰曲輪 本丸北虎口
本丸北馬出 本丸北馬出空堀 搦手虎口曲輪
搦手虎口曲輪土塁 搦手虎口曲輪空堀 城址南下・久々坂峠(刀根越え)

参考文献 「戦国の山城 学研」
             「近江の山城 サンライズ出版」
訪城回数 1
2014年4月