平松城

平松城ひらまつじょう
鹿児島県姶良市平松
Mapion

--石垣--
別名 重富麓
交通 JR日豊線「重富駅」から徒歩20分。
築城年代 1554年(天文23)
築城者 島津義弘
形式 平城
主な城主 島津義弘
1554年(天文23)岩剣城合戦で初陣を飾った島津義弘は、岩剣城に在番する事となるが、余りにも険阻であった事から麓にこの平松城を築いて移った。その後1600年(慶長5)関ヶ原合戦後も義弘は加治木へ移るまでしばらく平松城に在城している。
1737年(元文2)薩摩藩主島津継豊は、弟忠紀に鎌倉時代以来の名家である越前島津家を再興させると、平松城は越前島津氏領主館となり、一帯には麓と呼ばれる家臣屋敷地が整備された。
城址は重富小学校敷地となるが、正門付近に石垣が残されている。また付近には小規模ながら生垣や石垣を持つ武家屋敷地を見る事が出来る。

参考文献 「現地案内板」
                         「福岡・熊本・鹿児島の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2013年1月