細井城

細井城ほそいじょう
栃木県栃木市都賀町家中
Mapion

--西堀--
別名 光明寺城・家中城
交通 東武日光線「家中駅」から徒歩15分。
築城年代 1555〜58年(弘治年間)
築城者 細井光明
形式 平城
主な城主 細井光明
1555〜58年(弘治年間)小山城主小山高朝の命を受けた支族である細井駿河守光明により築かれた。この時小山武士団も細井城周辺に移住し、それを家中(かちゅう)と呼んだとされ、家中の地名はこれに由来するといわれる。
1560年(永禄3)壬生城主壬生義雄に攻められ落城し、廃城になったとされる。
1573〜92年(天正年間)光明の菩提を弔う為、光円寺がこの地に移され、光明寺と改称されたと伝わる。
細井城は複郭式の平城で外郭は家中小学校の敷地や宅地となり、遺構の大半が消滅しているが、内郭は現在光明寺境内となり、土塁や堀が良く残されている。
光明寺 南西堀 土塁
東土塁 北堀 南西から城址遠望

参考文献 「とちぎの古城を歩く 下野新聞社」
           「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2020年12月