法界寺山ノ上付城

法界寺山ノ上付城ほうかいじやまのうえつけじろ
兵庫県三木市別所町東這田
Mapion

--法界寺裏手に立つ幟--
別名         
交通 神戸電鉄粟生線「三木駅」から徒歩30分。
築城年代 1578年(天正6)
築城者 羽柴秀吉
形式 丘城
主な城主 宮部継潤
1578年(天正6)三木城主別所長治は誼を通じていた織田信長から突如毛利氏に転じて背いた為、羽柴秀吉率いる織田軍は三木城を攻めた。この時築かれた付城の一つで、周辺の付城と連携して主に毛利氏による明石・瀬戸内方面からの兵糧搬入や援軍の侵攻を阻止する役割を持っていた。そして守将が伝わらない城が多い三木城付城群の中、この法界寺山ノ上付城は宮部継潤が守ったとされる。
法界寺の裏山が城址で本堂裏手に登山道・案内板があり、ここに周辺の付城も記載されているパンフレットが設置されている。城址は大きく主郭と副郭から構成され、北斜面には段郭群が確認出来る。主郭から馬出を通り、車道(ホースランド馬道?)へ出ると展望台があり、三木城方面を一望出来る。更に南には法界寺山付城を起点とする朝日ヶ丘土塁が築かれている。
二郭北虎口 二郭 主郭・二郭間空堀
主郭南虎口・土橋 主郭 主郭北空堀
南虎口 法界寺山付城案内標識 展望台から三木城方面

参考文献 「現地案内板」
                          「ひょうごの城 神戸新聞総合出版センター」
                     「大阪・兵庫の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2015年1月