今川氏館

今川氏館いまがわしやかた
東京都品川区広町2丁目
Mapion

--館址(広町2丁目付近)--
別名 品川氏館
交通 JR山手線「大崎駅」から徒歩10分。
築城年代 戦国時代
築城者 今川氏真
形式
主な城主 今川氏真・品川氏
1569年(永禄12)5月、徳川家康に掛川城を追われた今川氏真は妻の実家である小田原に逃れると、この地に館を構えて居住したという。
しかし1571年(元亀2)北条氏康が亡くなると氏真は小田原を離れ、家康を頼った。家康は甲斐武田氏戦略として氏真を利用し、後に近江国に500石を与えたとされる。
1600年(慶長5年)関ヶ原合戦後、氏真は再び江戸に移り、1614年(慶長19)次男で高家品川氏の祖となった品川高久の館(この地か)で77年の生涯を閉じた。
現在館址はJR敷地となり、遺構は全く残されていない。

参考文献 「日本城郭全集 人物往来社」
          「東京・埼玉の城郭 新人物往来社」
    「歴史群像シリーズ 学研」
訪城回数 1
2008年6月