石那田館

石那田館いしなだやかた
栃木県宇都宮市石那田町
Mapion

--西土塁・空堀--
別名    
交通 各線「宇都宮駅」からバス「石那田」下車。
バス停から徒歩10分。
築城年代   
築城者   
形式
主な城主 小池氏
築城者・年代は不明だが、「宇都宮家臣録」・「宇都宮国綱家臣帳」にそれぞれ「石那田 小池内蔵助」、「石南田 高千三百石 小池内蔵」とあり、戦国時代には宇都宮城主宇都宮氏の家臣で在地土豪の小池氏が居住していたとみられる。
徳次郎城下横倉城と共に宇都宮氏の北方の守りとしての役割を担っていたが、1597年(慶長2)豊臣秀吉により国綱が改易され、宇都宮氏滅亡と共に廃館になったと考えられる。
北を赤堀川、南を田川が流れる段丘上端に位置する。すぐ北側を通る日光宇都宮道路建設により現存するのは館跡の南西側の三分の二程となっている。内部は藪になっているが、西側の土塁・空堀は確認しやすい。
西から遠望 西土塁・空堀 北を流れる赤堀川

参考文献 「とちぎの古城を歩く 下野新聞社」
           「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2021年2月