板鼻城

板鼻城いたはなじょう
群馬県安中市板鼻
Mapion

--本丸付近--
別名 鷹巣城
交通 JR信越本線「安中駅」から徒歩35分。
築城年代 1567年(永禄10)頃
築城者 武田信玄
形式 丘城
主な城主 依田氏
1567年(永禄10)頃、箕輪城攻略後、武田信玄により築かれ、依田肥前守六郎が入ったとされる。
後に後北条氏の支配下に入り、1590年(天正18)豊臣秀吉による小田原攻めの際、上杉景勝勢に攻められ落城し、廃城となった。
江戸時代初期、里見讃岐守義高が1万石で封ぜられ、小丸田出丸に陣屋を設けた。
天神山から南東に延びる丘陵上先端部に築かれ、東山道と鎌倉街道が分岐する交通上の要衝に位置する。蟹沢を挟み南西には鷹の巣出丸、北西には板鼻古城、東には小丸田出丸(現老人福祉センター)が築かれている。城址の大半は宅地や畑となっており、見学出来る個所は少ないが、城址中央を東西に通る道沿いから堀跡が確認出来る。
西側を通る道路 堀跡 曲輪跡
東側が大手とされる Mapion
小丸田出丸跡
小丸田出丸跡からの眺め

参考文献   「信濃をめぐる境目の山城と館 上野編 戎光祥出版」
  「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2019年3月