剣吉城

剣吉城けんよしじょう
青森県三戸郡南部町剣吉
Mapion

--城址標柱・案内板--
別名 剣吉館・大館
交通 青い森鉄道「剣吉駅」から徒歩15分。
築城年代        
築城者 北氏
形式 平山城
主な城主 北信愛
南部氏の家老職を務めた北氏居城。北氏は三戸城の北に屋敷があった為、北殿と呼ばれていた。築城年代は不明だが、蝦夷館を改修したものと考えられている。
北信愛は南部随一の知将といわれ、南部氏26代信直の擁立に大功があり、27代利直と2代に渡り活躍した名将で、その後花巻城へ移っている。
城址は大館と小古館の2つに分かれていたとされ、大館は大半が剣吉小学校敷地になっており、入口に標柱・案内板が立つ。小学校背後の丘陵は剣吉城址公園として整備されているが、平場があるだけで特に遺構は見当たらない。山側に堀らしき地形も見られるが、遺構かは不明。
剣吉城址公園 堀切か

参考文献 「現地案内板」
                        「青森・岩手・秋田の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2013年4月