木津砦

木津砦きづとりで
大阪府大阪市西成区出城1丁目
Mapion

--出城公園--
別名        
交通 各線「今宮駅」から徒歩10分。
築城年代 戦国時代
築城者 木津門徒衆
形式 平城
主な城主     
戦国時代、石山本願寺の支城として木津門徒が築いた。楼岸から木津に至る海岸線に築かれた砦の一つで本願寺から大坂湾にかけての海上通路を確保する重要な役割を果たした。
1576年(天正4)4月14日、織田信長は石山本願寺攻めの命令を出し、荒木村重・長岡藤孝・塙直政・明智光秀らは本願寺を包囲した。5月3日、塙直政・三好康長は楼岸と木津の間に位置する三津寺砦を攻めたが、この時三津砦においても合戦が行われたものと考えられる。
木津砦は出城公園付近にあったと考えられているが、一帯は開発されており、遺構は見当たらない。

参考文献 「戦国合戦史事典 新紀元社」
         「織田信長合戦全録 中公新書」
訪城回数 1
2017年1月