長野県飯山市大字静間 --清川を挟み南から館址遠望-- |
別名 | |
交通 | JR飯山線「飯山駅」から徒歩25分。 |
築城年代 | 平安時代? |
築城者 | 静間氏か |
形式 | 館 |
主な城主 | 静間氏か |
この地は中世には若槻新庄静妻郷の中心地であったが、静間郷の名が文献に現れるのは室町時代のことであり、平安時代の動静については明らかではない。しかし平安時代末期には静間氏がこの地に居住しており、静間郷の成立もこの頃と思われる。 この北畑館は静間氏の居館であったという説が有力だが、清川を隔て200メートルに位置する静間館との関連も含め明らかではない。室町時代には館が存在していた事は確実であるとされる。 また1555年〜58年(弘治年間)中野館を退去した高梨氏が飯山城に入っているが、防衛線としてこの付近の館が利用されたとも考えられている。 |