久宝寺城

久宝寺城きゅうほうじじょう
大阪府八尾市久宝寺6丁目
Mapion

--字城土居に立つ城址碑--
別名       
交通 近鉄大阪線「久宝寺口駅」から徒歩15分。
築城年代 室町時代
築城者 渋川満貞
形式 平城
主な城主 安井定重
久宝寺寺内町一画の字名「城土居(シロンド)」と呼ばれる区域が城址。
ここには河内守護畠山氏が築城し、後にその麾下渋川満貞が再築した久宝寺城があり、これに拠って渋川郡一帯を支配した。満貞は畠山満基の長子で、渋川郡を領した事から渋川氏と称した。
満貞の嫡子光重は播州安井郷を受領、安井氏を名乗り、1467〜69年(応仁年間)からこの地に土着し、勢威を振るった。寺内町建設にあたっては、この安井氏の協力を得たものと思われる。
定重の時、織田信長に仕えたが、1577年(天正5)石山本願寺の兵に攻められ落城した。

参考文献 「現地石碑文」
              「歴史群像シリーズ 学研」
                    「大阪・兵庫の城郭 新人物往来社」  
訪城回数 1
2009年5月