千葉県松戸市松戸 --戸定が丘歴史公園-- |
別名 | 松渡城 |
交通 | JR常磐線「松戸駅」から徒歩15分。 |
築城年代 | 1452〜55年(享徳年間) |
築城者 | |
形式 | 平山城 |
主な城主 | 高城胤正 |
築城年代は1452〜55年(享徳年間)頃という説があるが、戸定(外城)という字名が残る事から相模台城築城期に支城として築かれたとも考えられる。 1582年(天正10)当時は小金城主高城胤辰の弟胤正が城主であったという。 近世に入ると松戸は徳川氏の旗本知行地となり、高木筑後守 正次・その子正勝が1657年(明暦3)まで館を設けて在城した。 1884年(明治17)水戸藩最後の藩主であった徳川昭武はこの地に別邸の戸定邸を建て、現在戸定が丘歴史公園として整備されている。 戸定が丘歴史公園・千葉大学敷地一帯が戸定(外城)で、その南側壱台が主要部とみられる。戸定・壱台間には堀跡と考えられる切通しの道や櫓台跡が残されている。千葉大学敷地内であるが、紅葉の時期に戸定が丘歴史公園からの回廊門が開放され、一部散策する事が出来る。 |
戸定邸 | 櫓台跡に立つ幕末志士、竹内啓墓所 | 堀跡と思われる切通し道 右側が壱台 |