松山陣屋

松山陣屋まつやまじんや
奈良県宇陀市大宇陀区春日
Mapion
西口黒門地図
--西口黒門--
別名      
交通 近鉄大阪線「榛原駅」からバス「西山」下車。
バス停から西口黒門まで徒歩10分。
築城年代 1615年(元和1)
築城者 織田信雄(常真)
形式 陣屋
主な城主 織田信武
1615年(元和1)福島氏が改易となり、宇陀松山城が破却されると、代わって入部した織田信雄は川向かいの長山に陣屋を設けた。城を築かせず、陣屋を構えさせたのは、信雄を警戒した徳川氏の方針であったといわれる。
松山藩3代目藩主長頼の時、陣屋は春日神社北側に移され、1695年(元禄8)織田信休の時、丹波国柏原に転封するまで続いた。
陣屋公館付近は教会が建てられており、陣屋の遺構は残されていないが、春日門跡に現存する櫓台は松山藩時代の向屋敷・上屋敷造営に伴う再構築とされ、また町門の一つである黒門が史跡に指定され残されている。

参考文献 「現地案内板」
                「日本城郭全集 人物往来社」

訪城回数 1
2009年12月