箕輪城

箕輪城みのわじょう
栃木県下野市箕輪
Mapion

--本丸北堀--
別名    
交通 JR東北本線「自治医大駅」から徒歩20分。
築城年代 1462年(寛正3)
築城者 壬生胤業または小山氏か
形式 平城
主な城主 小山氏
1462年(寛正3)壬生城が築かれたこの年、壬生胤業により支城として同時に築かれたとされる。しかし小山城の支城である藤井城・薬師寺城とは至近距離にあり、小山氏による築城とも考えられている。
正式な記録は無いが、1558年(永禄1)5月、落城したといわれ、節句には鯉のぼりを上げない習慣があるという。
姿川右岸の河岸段丘上に位置する箕輪城は南北に並ぶ2つの曲輪から構成され、東側は断崖となる。本丸と思われる北曲輪は東を除く三方を土塁・堀で囲み、北西・北東・南東に虎口が設けられている。南曲輪は耕地となるが、南側に空堀の痕跡が見られる。
本丸西側を通る道路 本丸北西虎口 本丸
本丸北土塁 本丸内を仕切る空堀 本丸東側に建つ磐裂根裂神社
本丸北東虎口・土橋 本丸北空堀 本丸南東虎口・土橋
本丸南空堀 二の丸・正面が本丸 東から城址遠望

参考文献 「とちぎの古城を歩く 下野新聞社」
           「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2021年1月