三津城

三津城みとじょう
静岡県伊豆の国市長瀬
Mapion

--発端丈山山頂--
別名       
交通 各線「沼津駅」からバス「長浜」下車。バス停からすぐ東にある
住本寺裏手から登山道があります。
他に複数ルートがあるようです。
また金山城からもハイキングコースが整備されています。
築城年代 1361年(康安1)
築城者 畠山国清
形式 山城
主な城主 畠山義熙
1361年(康安1)11月、関東執事畠山国清は、鎌倉公方足利基氏との確執から弟の尾張守義深、式部大夫義熙と共に伊豆において叛旗を翻す。この時修善寺城を本城とした国清は、金山城とこの三津城を築き、弟2人に守らせた。「畠山三城」。
南北に細長い発端丈山が城址で、北と南の二郭に分かれており、北側が本曲輪とされるが、南側標高410メートル山頂より低い位置にある。曲輪周辺に腰曲輪が連続して設けられ、また南北間に堀切が確認出来るが、全体的に遺構は明瞭ではない。
発端丈山北ピーク 本曲輪南堀切 南曲輪下腰曲輪

参考文献 「駿遠豆古城歴史紀行 明文出版社」
  「日本城郭全集 人物往来社」
         「静岡・愛知・岐阜の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2011年1月