三ツ木城

三ツ木城みつぎじょう
埼玉県桶川市川田谷
Mapion

--東空堀--
別名 遠元館
交通 JR高崎線「桶川駅」からバス「川田谷支所」下車。
バス停から徒歩10分。
築城年代 平安時代か
築城者 足立遠元か
形式 平山城
主な城主 石井丹後守
1180年(治承4)源頼朝が伊豆に挙兵し、鎌倉を目指した際、隅田宿へ真っ先に迎えに駆けつけた足立遠元、あるいは安達盛長の館ともいわれるが、詳細は不明。
戦国時代に入ると、石戸城と共に岩槻城の支城となり、太田氏家臣石井丹後守が城主であったという。
城山公園内西側、川田谷支台の東縁が北に張り出した舌状部に位置する。台地先端部を堀と二重の土塁で囲んだ三角形状の単郭で、三隅に櫓台が設けられている。南地続きは現在民家が建つが、往時は土塁や堀があったと考えられる。
東側に立つ案内板 北(先端部)空堀 主郭
西土塁 西櫓台跡 北東から城址遠望

参考文献  「埼玉の古城址 有峰書店新社」
              「埼玉の中世城館跡 埼玉県教育委員会」
訪城回数 1
2016年4月